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【ハビーアカデミー浦和】勉強・学習に関するあれこれ~元学習塾講師の月イチ連載コラム~

投稿日:2023年2月22日

こんにちは。ハビーアカデミー浦和教室の清水です。

 

2月の学習コラム、今回は『宿題』をテーマにお話をしていきます。

 

ハビーアカデミーに通っている生徒さんの保護者様からも宿題に関しての悩みや

相談を受けることがよくあります。

 

「自分から取り組むことなんて滅多になく、親が声をかけても中々やろうとしない」

「今やろうとしていたのに、お母さんが言ったからやる気なくなった」と言われた

「〇〇時までに終わらせなさい」と約束しても、終わったためしがない

「どうせやってもできないから1人ではやりたくない」と言う

等々

 

これらの悩みについて、絶対にこうしたほうがいいという鉄板の方法は残念ながら存在しません。

 

子どもたちが宿題をやらない、できない理由は様々だからです。

今回はその中から、小学生に対しての宿題への取り組み方を紹介します。

 

中学生・高校生に関しては、本人の意識づけと、その宿題から何を得るかを目標に

することが大切になりますので、それに向けての関り方については、また別の機会に

お話しできればと思います。

 

<机の掃除にとりかかる>

子どもの宿題へのハードルは意外と高いものです。それにも関わらず、いきなり宿題へ取り組ませるのは、あまり上手いやり方とは言えません。

どうしても子どものやる気が出ないようであれば、まず宿題の準備だけをやらせるのも手です。

机の周りを片付けたり、文房具を整理したり、とにかく宿題の前準備だけをさせてみましょう。

実はこれは仕事にも当てはまるのですが、大きなハードルにとりかかる前に、目の前の小さなハードルをクリアしていくことで、徐々にやる気スイッチが入っていくはず。

 

<単純な問題から>

要は上で解説した掃除の原理と同じです。人は大きな作業にはどうしても躊躇してしまう性質があります。

しかし、比較的小さくて楽な作業からこなしていく内に、だんだんと大きな作業にもとりかかれるようになるのです。

毎日の宿題にかぎらず、夏休みの宿題のような大量の作業が必要なときにも使える手段です。

 

<宿題の意味を話し合う>

子どもはよく「なんで宿題しなきゃいけないの?」なんて聞いてきますよね。

「そんなの当たり前!」なんて言ってはいけません。子どもだからと軽くあしらわずに、しっかりと一緒に考えてあげましょう。

今日習ったことの復習、定着、毎日の積み重ねで得られる学力・・・どの角度でも良いです。自分なりに納得できる答えが見つかれば、自ずとやる気を高めてくれるはずです。

 

<ご褒美をあげる>

ご褒美で「釣る」のは、ちょっとズルい気がして、気が引けるという方もいるのでは?

しかし人間は誰しも、何かしらのご褒美に引き寄せられて勉強するものです。ご褒美と言っても、「宿題が終わったら何かをあげる」のではありません。ポイントは、「宿題を始めた段階で褒める」ことです。宿題をやるという行動自体が大事なのだと子どもに解ってもらうためです。

 

<親の近くで勉強させる>

小学校低学年の子どもの場合、親に見られているとそれだけで安心します。もちろん、ただ近くにいるだけでなく、たまに優しく声をかけてあげるとさらに効果アップ。その時には、厳しく命令したり、尋問したりするようなことは避けましょう。子どもの宿題への気持ちに共感してあげることだけで十分です。子どものやる気は、子どもの内側から出てくるもの。親はそれをサポートすることに徹するのが良いでしょう。

 

<やる気になるのを待つ>

そもそも子どもが全く宿題にとりかからない場合、誰だってガミガミ言いたくなります。しかしそういう場合も、もしやる気を出して宿題に取り組んでもらいたいなら、辛抱強く待つことが大事です。そして少しでも子どもが宿題をやる素振りを見せたら、そこがチャンス!やる気になったことを褒め、計画を自分で立てさせてあげましょう。そこで親が命令してしまうと、せっかくのやる気を潰してしまいます。

 

<終わったら宿題を見てあげる>

宿題が終わったら、子どもに宿題を見せてもらいましょう。

何も、間違いを指摘したり、訂正させたりする必要はありません。終わらせたこと自体を褒めてあげましょう。「よくやったね」それだけで子どものやる気スイッチは入るのです。

 

今回お話した方法は私が保護者様と相談しながら実践してきた中でも一般論的なものに

なっています。

大切なのは、お子さまそれぞれが宿題に対してどういった気持ちを持っているか、何に困っているのかを分析し、それに対してより良い解決策を考えていくことです。

お子さまの宿題や勉強に取り組む様子に不安や悩みを抱えている保護者様がいらっしゃいましたら、ハビーアカデミーまでご相談ください。

 

長文になってしまいましたが、ここまでお読みいただいた方、ありがとうございました。

次回は、新学年準備で大切なことについてお話いたします。

 

 

🌸ハビーアカデミー浦和教室🌸

〒330-0063 埼玉県さいたま市浦和区高砂3-6-15

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最寄り駅:JR浦和駅(西口)より徒歩9分

TEL:048-711-7642 E-Mail:academyurawa@welbe.co.jp

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