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【心斎橋】座って課題を行うには?

投稿日:2021年6月15日

こんにちは
ハビー心斎橋教室です。

小学校に上がると必須になる、「着座」。
長い時間じっとしていられない、姿勢が崩れやすい、45分も座って勉強できるだろうか、など心配になることも多いと思います。

本日は、子どもたちはなぜ座って活動することが難しいのか、また着座時間を延ばすことにつながる遊びを以下の3点に着目してご紹介していきたいと思います。

① 姿勢保持できる時間が短い
② 注意集中の持続が短い
③ 興味の幅が狭い

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① 姿勢保持できる時間が短い
歩くようになって5年も満たない子どもたちは、バランスよく座ったり、椅子にしっかり座れるように体重をかけたりなど、大人が無意識にしていることでもとても負担がかかることがあります。
ひじ掛けのない椅子に自分で姿勢を保持して長時間座ることが難しく、ひじをついたり椅子にもたれかかったりすることもあるでしょう。
大人が斜めになっている椅子や座面が小さい椅子に座り続けることを想像するといいかもしれません。

☆この力を伸ばすには
まっすぐな線を歩いたり、トランポリンやバランスボールで遊んだりなど体幹やバランス感覚を鍛えるような遊びをたくさんするとよいでしょう。

② 注意集中の持続が短い
一度座って遊ぶけれどもすぐにまた立ち歩いてしまう場合、座って行う活動に飽きている可能性が考えられます。
大人でも一日中読書を楽しめる人と飽きてしまって映画一本見切れない人がいるように、注意集中や興味の持続時間は人によって異なります。
子どもも同じで、10秒ほどで注意が切り替わり、遊びをコロコロ変えていることもよくあります。

☆この力を伸ばすには
まずは好きな遊びを見つけてその遊びを長く続ける練習をするとよいでしょう。
興味の持続が短い子には、物事を一面からしかとらえない子もいるので、遊びの中で楽しめるポイントを伝えたり、興味に合わせて遊びを展開させると長く遊べることがあります。

③ 興味の幅が狭い
好きな遊びの時や食事の時には座るけど、製作課題では全く座っていられない、など課題によって座れる時間が異なる子がいます。この場合、座る意義を感じられない、ともいえるかもしれません。

☆この力を伸ばすには
興味のない遊びの中に、本人の好きな乗り物や動物、キャラクターを登場させるなどの工夫をして、体験するとよいでしょう。その中で、人とのかかわりを育み達成感を感じることで、またやってみようという意欲につながります。

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ハビーでも、「着座できるようにしてほしい」というニーズをよく伺います。
園生活においても、日常生活においても、座ることが求められることはよくあり、就学を見据えると大事なスキルの一つでもあります。

上記でたくさんご紹介しましたが、どれも長期的な効果を想定した支援方法となります。
いますぐに長時間座る必要があるという場合には補助椅子を使う、などの配慮が必要なこともありますので、お困りの際はぜひ一度指導員にご相談ください。

遊びの中で、お子様の持っている力を伸ばしていけるといいですね☺

今後ともハビー心斎橋教室をよろしくお願いいたします。


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