年齢に応じた学習事例0~3歳の成長事例

年齢に応じた学習事例 年齢に応じた学習事例

3歳Aくん
スタッフから見たお子さまの成長について

1歳半の検診では「言葉を理解するのが苦手」、2歳の検診では「集団内でのコミュニケーションが苦手」ということで、療育や小集団への参加を勧められたそうです。言葉の発達が遅い分、うまく伝わらない苛立ちから乱暴な行動をしたり、じっとしたりすることが苦手な多動な面がありました。

ハビーでは個別プログラムからスタート。通い始めた頃はお母さまから離れることを嫌がり泣くこともありました。少しずつハビーに慣れて、スタッフとの信頼関係ができ、ご本人も認知や言葉が身についていきました。その後、集団プログラムも始めたのですが、お友だちをたたいてしまうことが課題になりました。

そこで、個別プログラムでは何か欲しそうにしているものがあったら「これが欲しいの?“ちょうだい”だよね」と話したり、おままごとなどを介して「かして」「ほしい」「おしえて」の練習をしたり、相手に気持ちを伝えるやり取りの練習を繰り返し行いました。また集団プログラムでは、他のスタッフと協力して、個別プログラムでやったことをお友だちに実践するという経験を何度も行いました。それを繰り返していくうちに、初期の一方的な関わり合いが嘘のように、お友だちが困っていたら助けたり、「一緒に遊ぼうよ」と自分から誘ったり、「まだ来ないからなぁ」と自分からお友だちを求めていくようになり、仲良くコミュニケーションが取れるようになりました。ハビーに通う前はじっと座っていることが苦手でしたが、4月から通い始めた幼稚園でもお友だちと一緒に座りながら作業しているそうです。

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